お仕事:わたしの中のアートに出会う アーツ前橋ラーニング・プログラムガイド
アーツ前橋に在職していた間のラーニング(教育普及)のプログラムをまとめた冊子の原稿を執筆しました。
在職中に次年度の予算要求の時と合わせて大まかな構成を考えていたので、退職後にベースとなる文章を書きました(しかも無償で・笑)。末尾にクレジットを入れていただいているのですが、文章を出した後は校正にもタッチする機会もなく気がついたら完成していたので、当初の構成と文章が違うところ、ちょっと違和感あるなという表現もあります。
それはともかく、これは「記録集」ではなく「広報物」として計画しました。在職中にサポーターの広報物制作をお願いさせていただいたことのあるデザイナーの中澤永子さんの仕事によって、温かみのある冊子に仕上がっていて、美術館が人が集まって血の通っている場所であるということが伝わるものになったのではないかなと感じました。
「わたしの中のアートに出会う」というタイトルですが、「アート」と入れると美術館の立場で発行する資料として、読み手にどんな印象で届くのか当初の計画から葛藤していました。
才能やセンスという言葉で語られることの多い無批判に良きものとして外在している、天から与えられるものとして受け取られると困るなと思っていたのです。
でも、美術館にやってきてプログラムに参加したり作品や他者と出会うことを通して、喜怒哀楽やすぐには言語化できない自分の中から沸き起こる有象無象の感情の動き、日常の捉え直す、揺さぶられることを含めた出来事自体を「アート」として捉え、それを「わたし」という一個人として出会い、受け止めることができればという願いも込めました。(*メインで編集してくださった方の意図と違うかもしれませんが一応)
記名されるのであれば1回くらい校正はしたかったところではありますが(笑)、私にとってはある意味ピリオドを打った1冊かなと思います。
pdfで閲覧できます。
0コメント